深谷市のお墓・霊園の傾向
深谷市は埼玉県北部にある人口約14万2千人の市です。市の北部を流れる利根川と南部を流れる荒川に挟まれた、深谷ねぎをはじめとする一大農産地です。一方で、戦後は工業団地が造成され工業都市ともなっています。最近では幹線道路沿いにロードサイド型の商業施設が並び、市は「花園IC拠点整備プロジェクト」を推進中。2022年には国内最大規模のアウトレット・モールが開業予定です。
公営霊園はないが、お参りしやすい民営霊園が充実
深谷市には公営霊園はありませんが、民営霊園や寺院墓地が充実しています。
「宝積観音メモリアル 悠久の森」は、宝積寺が管理するものの入壇義務がなく、宗旨宗派を問わない霊園です。洋型区画や五輪塔区画、さらには小径車に悩んでいる人のための永代供養墓やペット供養も行っており、さまざまな供養を受け付けてくれます。
また、59,000㎡にもおよぶ敷地面積を持つのが「岡部霊園」です。平坦地なのでお参りがしやすく、日当たりの良い緑豊かな公園墓地として知られています。「花園インター」から車で約10分、「岡部駅」から車で約5分と良好なアクセスに加えて、お盆とお彼岸のシーズンには駅と霊園をつなぐ無料送迎バスが運行しているので、車の運転ができない人も安心です。
その他、ペットとの共葬が可能な「深谷メモリアルパーク」や「深谷駅」から徒歩約3分の距離にある「深谷さくらの里霊園」など、魅力的な民営霊園が複数あるのが深谷市の特徴です。
深谷市の交通アクセスの特徴
深谷市は車社会です。マイカーがないと、お墓参りはもとより生活が不便な地域でしょう。
市街地には旧中山道と国道17号が、市の南部には国道140号バイパス、国道254号が走ります。国道140号バイパスは関越自動車道「花園インター」に接続しています。路線バスは深谷観光バス、武蔵観光バス、市内循環バス(くるリン)が運行しています。
鉄道路線は、JR高崎線の「深谷駅」と「岡部駅」があり、隣の「籠原駅」(熊谷市)を利用する市民も多くいます。その他、秩父鉄道が走ります。