稲城市のお墓・霊園の傾向
稲城市は東京都多摩地区南部にある人口約9万2千人の市です。多摩川と多摩丘陵に挟まれた地域で、多摩ニュータウンの建設により、人口が急増しました。多摩丘陵は地元では「南山」と呼ばれる自然が豊かな里山ですが、こちらでも宅地開発が行われており、都心のベッドタウンとしての機能を果たしています。
公営霊園だけでなく、民営、寺院墓地も充実
稲城市には府中市と共同で運営される公営霊園「稲城・府中メモリアルパーク」があります。稲城市と府中市に3年~5年以上継続して居住している人が対象です。園内には芝生墓地、普通墓地、合葬式墓地、樹林式墓地があります。アクセスは車でのお参りが便利で、駐車場は166台利用可能です。お盆やお彼岸の時期には京王相模原線「稲城駅」とJR南武線の稲城長沼駅から送迎バスも出ています。
その他にも稲城市には特徴的な民営霊園や寺院墓地があります。「医王寺 実相霊廟納骨堂」JR南武線「南多摩駅」から徒歩2分という立地にある納骨堂です。駐車場も50台分が完備され、電車、車のいずれでもお参りがしやすく、30万円からという価格も魅力です。
「多摩稲城やすらぎ樹木葬」は、お寺が管理する樹木葬霊園。宗教宗派は問わず、50年間の個別供養のあとは永代供養にしてもらえます。
稲城市の交通アクセスの特徴
稲城市を走る鉄道路線にはJR南武線と京王相模原線があります。また、市内を走るバス路線は京王バス、小田急バス、神奈川中央交通、そしてコミュティバスの「iバス」があります。市内にはバス路線が網羅されていない地域もあるため、お墓参りの際はマイカーの利用が便利かもしれません。
道路環境はここ10年で改善されたとの声が上がります。市民にとって欠かせない稲城大橋は2010年より無料開放され、また南武線の高架化と拡張工事で幹線道路の渋滞が緩和されました。高速道路は中央自動車道「稲城インター」(府中市)があります。